「より心が動くサービスへ。」論理的思考とアート思考のバランサー渕脇良夢さんインタビュー
CAMPFIREはジャンルを問わず様々なプロジェクトを扱っています。中でも「テクノロジー・ガジェット」のカテゴリーは、まだ世に出ていない新商品や個人でものづくりをしている方がクラウドファンディングを通してファンを作り、クリエイターとして活躍できます。
今回はそんなガジェット関連のプロジェクトを扱うメンバーにインタビューをしました!
「自分が目指すキャリアがCAMPFIREにより加速する」と話すのはCAMPFIREプロダクトガジェット部の渕脇良夢さん(らむさん)。
論理的思考とクリエイティブさを合わせ持つ、らむさんの仕事に対する価値観やこれまでのキャリアと現在の仕事の結びつきについてお話いただきました。
成長を加速するキャリアチェンジ
ーCAMPFIREに入社した決め手は何でしたか?
CAMPFIREは自分が目指したいキャリアの方向性と合致しているのはもちろんのこと、「自由度が高い」ことに惹かれました。リモートワークやフレックス制度を取り入れた働き方だけでなく、自分のやりたいように開拓してみようというCAMPFIREのあり方を面接時に感じたことが決め手です。
ビジョンへの共感や何がしたいかを明確に持っているかよりも、まずはやってみるといった主体的に挑戦することが大切だという社風に魅力を感じ転職を決めました。
元々モノづくりが好きで、いつか自分のブランドを立ち上げたいと妄想しているのですが、多くの方に共感や購入してもらうことができるネットの世界で、デジタルマーケティングの知識が必要だと思いキャリアチェンジを検討し始めました。
またCAMPFIREのガジェット領域における印象として、個人事業主や中小企業のプロジェクトオーナー達が挑戦的でユニークな商品を展開している印象がありました。自分が目指すビジネス像にも近いものを覚えて、自分も学びながら同じような想いを持っている方々の支援をできる仕事に携わりたいと思い、CAMPFIREを選びました。
ー入社して約1年半が経ちますが、実際に感じたCAMPFIREの魅力は何ですか?
働いている「人」の魅力だと思います。個性豊かな人が多く、その個性を潰さない雰囲気があります。例えば誰かが挑戦しようとしていることに対しても出る杭を打たない、みんなが応援しようとする文化があり心理的安全性があるからこそ、やりたいことは比較的自由にできることも嬉しいです。
個性を押し付けたり、自分の型にはめようとすることもなくポジティブに個人の考えを尊重する関わりがあるからこそだと思います。
心を動かすメンバーの働く姿勢
ーCAMPFIREで働く上で、チームの雰囲気はどのように感じていますか?
CAMPFIRE想いかつプロジェクト想いのメンバーが集まっています。
正直なところ、CAMPFIREに入社するまでは会社のビジョンやミッション、文化などに対して意味を見出せなかったタイプでした。
CAMPFIREに入社してからは数値的な視点やドライな考え方だけでなく、感情的な部分や人の「想い」の大切さを学ばせていただいたように感じます。
とあるプロジェクトオーナーさんに、なぜCAMPFIREを選んでいただいたのか伺うと、「真摯に対応してくれたから」「担当者が好きだから」という声をいただいたことがありました。
この言葉を聞いた時に、成果を出すことだけでなく、プロジェクトオーナーさんとキュレーター(プロジェクトをサポートするCAMPFIREメンバー)の双方の心が動くからこそ、達成感が生まれたり、プロジェクトオーナーさんからの信頼に繋がっているのだと思いました。
一つ一つのプロジェクトに対し、想いを持って関わっているメンバーの姿勢から、自分の「人間らしさ」を感じさせてもらったような気がします。
ーらむさんの「仕事」に対する考え方について教えてください。
性格的に自信を持っているタイプではなく、コンプレックスもあります。常々自分のことを凡人だなと感じています。ですが、凡人なりに何か人の役に立てることがあると信じて努力し、それがカタチになった時に自分の存在を認めてあげられるものだと思っています。
仕事は、人との繋がりが生まれる場所。また、他者に対して自分なりの貢献ができる場所であると捉えています。少しずつ貢献が積み重なった時に、自信が生まれて自分が主体的に作りたいことへ自信を持って挑めるのかなと思って日々取り組んでいます。
やりたいこと、できること、やった方がいいこと。
ーこれまでの経験やスキルがCAMPFIREでどのように活かされていると感じますか?
これまで機械メーカーの技術者や病院勤務の医師への営業経験を積んできました。また、仕事の傍ら大学院(MBA)に通い卒業をしました。これらの経験を通じて、エビデンスベースで物事を考えたり、論理構成していくことが鍛えられたように思います。
その経験からCAMPFIREに入社して初めに着手したのが定量的なデータの整備でした。畑違いの業界、職種からCAMPFIREに入社したので、経験のない自分にできることは何かを考え、早くチームに貢献したいという想いからチームや会社を見渡し「データの整備」に着目しました。
入社したての頃、プロジェクト成功のためのノウハウは、チームメンバーの経験や感性などに裏付けされた素晴らしい蓄積があると感じました。一方で、定量的なデータとしてそのノウハウの裏付けがあるかというとまだまだ深掘りしていく余地がありました。
またプロジェクトのサポート担当者としてプロジェクトに関わる件数は月に数十件ですが、「CAMPFIRE」に蓄積された膨大な定量データを読み解くことで、そこから得られる示唆は、プロジェクトでいうと数千件にも飛躍します。経験がないからこそ、データを読み解くことが、最短で多くの経験を実質的に積むことができると思いましたし、数値的な視点で考えていくことは身についていたので自分が貢献できると感じました。
ーCAMPFIREの社風や働く環境の中で、心地よく感じるポイントや新しい自分を発見できた、成長できたポイントがあれば教えてください。
入社して初めて取り組んだデータを読み解いていく作業も、Google AnlyticsやSQLを用いたデータ解析など、前職ではあまり経験してこなかったのですが、自由に挑戦できる環境があるからこそ着手できました。
その挑戦が結果的に自分の強みにもなっています。新しいチャレンジでも気概を持ってちゃんと先人の知恵から学んでいけば、自分にできることがたくさんあるとポジティブに捉えるようになった気がします。
ー今後CAMPFIREで挑戦してみたいことや目指すことを教えてください。
「いつかモノづくりで自分のブランドを立ち上げたい」
そんな想いを抱いている一方で「CAMPFIRE」も一つのプロダクトとして捉えると、「CAMPFIRE」というブランドをどのように成長させるかというブランド戦略に興味を持っています。
ビジネスで大事なことは、如何に人(心)を動かすかですよね。そのためにはエビデンスに裏付けされた論理的な働きかけをしていくサイエンス的なアプローチが大切です。
しかし多くのシーンで人は論理を飛び越え感情に突き動かされることが多いので、会社のビジョンやミッションに共感してもらうこと、ブランドへの愛着を持ってもらうといったアートなアプローチとのバランスが重要だと感じています。
「CAMPFIRE」を利用いただいているプロジェクトオーナーさんや支援者さん、これからのユーザーさんが、「CAMPFIRE」を通じて論理だけでなく心が揺さぶられるようなユーザー体験を如何にできるかが、ブランドの成長には欠かせないと考えていますし、結果としてそれが会社のミッション達成にも通じていくのだと思うので、これからもそんなサービスに成長させていけるように取り組みたいです。
らむさんありがとうございました!
お話を伺っている中で、CAMPFIREのValueを感じました。
中途採用を中心にしていることから、ほとんどの方が社会経験を経てCAMPFIREに入社しています。過去の経験があるからこそそれぞれに「想い」があり、他者への思いやりを持てるのかもしれません。
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