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ユーザーの創造性を引き出し、アイディア実現を支えるデザイン組織を目指して

株式会社CAMPFIREのリーダーたちに迫るnoteシリーズ「リーダーインタビュー」。今回は、現場での具体的な取り組みや面白さ、そして未来への展望について語ります。

2024年7月にCAMPFIREに入社し、同年10月にプロダクトデザイン室長に就任した田中翼さん。CAMPFIREのデザイン組織を進化させるべく、新たなチャレンジを始めています。田中さんが描く組織の未来像とその取り組みについて聞きました。

Web3技術とコミュニティ経済圏の中で、デザイン組織の可能性を探る

──CAMPFIREに入社するまでの経緯と、この会社を選んだ理由を教えてください。
ポートランドに本社があるデザインエージェンシーの日本オフィスにて、インダストリアルデザイン・UX・UI・デザイン・リサーチなど幅広い経験を積みました。その後、UX・UIデザイナーやサービスデザイナーとして制作会社や事業会社でのキャリアを重ね、2021年には株式会社ゆめみに入社。取締役としてサービスデザインを軸に組織デザインやプロダクト開発を支援してきました。任期を終えた後、2024年7月にCAMPFIREへジョインしました。

株式会社ゆめみではデザイン事業への取り組みの傍らでブロックチェーンやNFTなどのWeb3技術を活用したプロジェクトに参加していく中で、これからの社会では情報の信頼性や自律分散型の取り組みがますます重要になると考えるようになりました。

そうした中で、「デザイン組織の立ち上げに関わりたい」「Web3技術を活用して新しい価値を生み出したい」という想いが強くなり、新たな挑戦に取り組める会社を探していたところ、CAMPFIREと出会ったんです。

現在は、CAMPFIREでデザインマネージャーとして活躍する一方、副業で他社のサポートやNFTアートのプロジェクトに参加しています。

「チーム」から「組織」へ、デザインのあり方を進化させる

──CAMPFIREでデザイン組織の立ち上げに取り組んでいますが、具体的にはどのような活動をされていますか?

僕が入社した時点では、CAMPFIREのデザインは「チーム」として動いていました。つまり、特定のプロジェクトや課題に短期的に対応する形態です。プロダクト単位の設計や改善にフォーカスしていましたが、企業全体での戦略とは繋がりが弱い状態でした。

「組織」としてのデザインは、企業全体の戦略に基づき、長期的なビジョンを持ってデザインの方向性を統制する役割を担います。全体的なブランドイメージや一貫性のあるユーザー体験を実現することを目指し、より広い視野で動く必要があります。そのため、僕は入社後すぐにメンバー編成を見直し、デザインビジョンとミッションを策定。さらに、事業戦略とプロダクト戦略を繋げるロードマップの作成のサポートや、スクラム開発のプロセス改善にも取り組みました。

CAMPFIREのデザイン組織の、「想いとお金」を繋ぐデザインの役割

──デザイン組織のビジョンについて教えてください。
CAMPFIREの「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」をデザインで実現するために、デザインの観点から「ユーザーの夢を形にするためのデザインで、世界中の人々にインスピレーションと可能性を提供する」というビジョンを掲げました。

CAMPFIREのDESIGNは、ユーザーの創造性を引き出し、新しいアイディアの実現をサポートするものだと捉えています。その価値をCAMPFIREのプロダクトやサービスとどのように繋げるかが、私たちの取り組みの中心です。

デザイン組織の立ち上げ初期だからこそ得られる経験

──CAMPFIREのデザイン組織での仕事の魅力を教えてください。

チームからアップデートした、CAMPFIREのデザイン「組織」は7月に立ち上がったばかりで、現在立ち上げフェーズにあります。これから徐々に作り上げていかなければならないフェーズ、つまり地を固めていくところです。組織やプロセスの再設計に日々チャレンジし続けています。これを250人以上の規模の会社でできることはなかなかありません。他では経験できないと思います。

CAMPFIREで活躍できる人材像は、自発的なマルチタスカー

──どのような人がCAMPFIREのデザイン組織に向いていますか?

まず、自分で考えて行動できる人が向いていると思います。特に課題意識を持ち、自発的に改善に取り組む姿勢が重要です。また、現在のフェーズでは一つのことに膨大な時間をかけて取り組むことが中々できないため、複数のタスクを同時に進める能力や指向性が求められます。

現在は、CAMPFIREのデザインシステムをしっかり作っていこう、というタスクフォースが進行中です。僕が「やりたい!」とチームメンバーに言ったことが発端なのですが、メンバーも同じような課題感や想いを持っていてくれたようで、実行に移すことができました。プロジェクトの進行にあたってはみんな想いや、解決したいという気持ちが強いため、僕がリードとするというよりも、メンバーが自律的に動き、次々にアイデアを形にしてプロジェクトを進めてくれています。

このように、CAMPFIREでは主体性と柔軟性を持って活動できる方が活躍できる環境だと思います。

──最後に、CAMPFIREのデザイン組織で働くことに興味を持った方へメッセージをお願いします。

CAMPFIREは現在、第二創業期とも言える大きな変革のフェーズにあります。組織やチームの形、ルールや施策など、あらゆる面で進化を遂げようとしており、その過程では時に立ち止まりながらも一歩一歩前進しています。この250人以上の規模というサイズ感だからこそ、多くの部署と連携しながら施策を進め、自ら変化を起こすことができる環境があります。

プロダクトの面でも、これまでの「機能」を重視してきたフェーズから、「体験」に価値を置くフェーズへと移行しています。プロダクトそのものの本質的な価値が問われる中で、デザインの力がより一層重要になってきています。

そんな今だからこそ、デザインを組織の中心に据え、より良い体験を生み出すための取り組みを一緒に進めていける仲間を歓迎しています。変化を楽しみながら、組織やプロダクトを進化させる手応えを共に味わいたい方にとって、この環境は最適だと思います。

CAMPFIREのデザイン組織では、まだ完成されていないからこそ得られる学びや挑戦の機会がたくさんあります。一緒に、ユーザーの想いを形にし、新しい価値を社会に届ける旅に出ませんか?


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