社内スキルマッチング制度で生まれる新たな絆と可能性〜フルリモート勤務の未来を創る「ミライCAMP」
みなさんこんにちは、HR室採用チームの中村です。
2024年4月より、CAMPFIREでは「ミライCAMP」という施策が始まりました。社内の様々な課題に対してCAMPFIREらしく向き合い、部署を超えたつながりを活性化する取り組みで、定期的に新たな施策をリリースしています。
▼第一弾はこちら
今回は、ミライCAMP第二弾「つながリターン」についてご紹介します。
❓つながリターンとは
「つながリターン」は、クラウドファンディングのリターンにかけたネーミングで、社員同士のコミュニケーションを活性化するための社内限定スキルマッチング制度です。社員が「つながリターン」で提供できる業務に関係するスキル能力やプライベートでの趣味特技などを「つながりターンカード」にて開示しており、それを見て興味あるリターンを提供しているメンバーに直接申し込む流れとなっています。
フルリモートの環境下だと、同じ会社のメンバーでも、業務上でつながりがない方に声をかけるのはハードルが高いというメンバーの意見がありました。
「つながリターンという制度があるから気軽に連絡してOK」という前提を作ることで、縦横斜めのコミュニケーションを活性化し、スムーズな業務連携を図れる組織にしていきたいと考えています。
ポジションに関わらず、アルバイトから執行役員、取締役まで全社員がリターンを用意し、社内交流のきっかけとなり始めています。
(私も普段あまり接点がない上席の方にリターンを申し込み、とても有意義な時間を過ごさせていただきました)
📣リターンに申し込んだ方/提供した方にインタビュー
そんな中で、実際に活用した感想を聞いてみました!
Q.板垣さんはいろんなところでナレッジ・ノウハウを積極的に展開くださっています。その上で「これについてもっと知りたい」と個別連絡をもらうことって結構ありますか?
(板垣さん)
記事に対する「いいね!」という形でリアクションはいただくのですが、個別問い合わせはあまりないです。
フルリモートだから、とかではなく、どのコミュニティでも同じ。誰かに働きかけるってそもそもかなり精神的なハードルが高い行為なんですね。
同じ会社内でも全然関わりがなかったり、業務上で必要なやりとりしかしていない人に聞くのはなかなか難しいと思います。
「つながリターン」という制度によって声をかけてくれた方がいるので、大成功の施策なんじゃないか、と個人的には思います。
Q.お二人の間に業務上の接点はありましたか?
(板垣さん)
石井さんが法務領域の業務を担当されていて、稟議申請周りで間接的なやりとりをするのが唯一の接点でした。それ以上のお話をする機会はまだなく、どういうきっかけで申し込んでくれたのかは個人的にも気になっています!
Q. 今回、石井さんがリターンを申し込もうと思ったきっかけについて伺いたいです!
(石井さん)
つながりターンの目的通り、他部門の人、普段接点がない人とちょっと話をしてみたいなあと思ったのが最初のきっかけです。次にどのリターンに申し込もうか・・・と考えた時に、ちょうど業務でマニュアル作成をしていた時期だったので、他の人がドキュメンテーションをどうやってるのか知りたいと思い、板垣さんにお声がけしました。
Q.申し込むまでに迷いとか躊躇いってありましたか?
(石井さん)
正直、最初は迷いがありました。何か一緒に取り組んでるプロジェクトがあるわけでないのに、相手も忙しい中で時間をもらうことになるので...。もちろんコミュニケーション施策なのでそこまで考えすぎる必要はないのでしょうが、自分の場合は仕事に付随する大義名分的なものがあった方が声をかけやすかったので、業務に関するスキルを選びました。
Q.リターンの内容を拝見したところ、「もらった質問に対して答える」という個別カスタマイズした作りをされていて、すごいなと、、!実際にリターンを用意してみていかがでしたか?
(板垣さん)
リターンとしてアウトプットする際に、相手に分かりやすく説明しなきゃいけないので、自分にとって2度目の学びになるんですね。同じテーマであっても伝える相手が変われば内容も変わるし、何回やっても面白いなと再実感しました。
エンジニア界隈だけ・・なのかもしれないのですが「アウトプットをしないと知的な便秘になる」っていうのはよく言われていて。自分にとってはドキュメンテーション=アウトプットがライフワークのようなものなんです。そのきっかけをつながリターンで得ることができてよかったです。
Q.実際にリターンをもらっていかがでしたか?
(石井さん)
担当領域が違う方に、自分が作ったものをみてもらえて、すごく刺激になりました。
自分としては「これ以上ない」と思って作ったものでも、抜けている観点や、「もっとこうすればいいんだ」という気づきが得られました。
もちろん自部門内でも仕事の進め方について相談はしますが、「普段スライドどうやって作ってますか」なんて話は意外としないので、有意義な時間でした。
また、別の方にプレゼンテーション作成のリターンを申し込んだこともあるのですが
「普段からかっこいいデザインを見つけたら手元にストックしておいて、自分が作成するときの参考にする」という話を伺いました。自分にない発想で、面白いなと思いました。
改めて、CAMPFIREにはスキルが高い人がいっぱいいて、学びを深められる環境だなと実感しました!
Q. 最後に、「つながリターン」がより進化するためのアイデアについてお伺いしたいと思います。
(板垣さん)
つながリターンを介したやりとりが見えていないので、一歩踏み出す時のハードルになっている気がしています。他の状況が見えることで「〇〇さんがこのリターンに申し込んだんだ、私も気になってたから声かけてみようかな」って気持ちになれたりするのかなと。
DMだからできるプライベートな話もあると思うので、赤裸々にしなくていい部分は守りつつ、そうじゃない部分での負は別の仕組みで解消していけたらいいだろうなと思ったりはしました。
(石井さん)
そうですね、業務系・雑談系などリターンのジャンル・種類をぱっと見で分かるようにするとか、タグづけして探しやすくするのはアリかもしれないですね。ただ、現状のように自己紹介スライドを眺める中で「偶然の出会い」が生まれるのも楽しいんですけどね。
リターンを提供する側、受け取る側それぞれに新たな気づきがあって「社内の横斜めのつながりを作る」という当初目的以上の副産物があるように感じました。
板垣さん、石井さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!
まとめ
「つながリターン」は始まったばかりの取り組みで、より社内交流を活性化できる制度となるよう改善・推進を進めています。
未来に向けて様々な挑戦をしているCAMPFIREの様子が伝わりましたでしょうか?CAMPFIREでは現在積極的な採用活動を行っています。CAMPFIREで熱い挑戦がしたいという意欲をお持ちの方、ぜひ一度お話ししましょう!