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CAMPFIREの新たな挑戦「ミライCAMP」〜社内クラウドファンディングによる海の家BBQイベントレポート

みなさんこんにちは、HR室採用チームの中村です。

2024年4月より、CAMPFIREでは「ミライCAMP」という施策が始まりました。社内の様々な課題に対してCAMPFIREらしく向き合い、部署を超えたつながりを活性化する取り組みで、毎月新たな施策をリリースすることで社内での連続的な挑戦を促します。

今回は、ミライCAMP第一弾として立ち上がった「焚き火クラファン」というプログラムとその事例をご紹介します。

焚き火クラファンとは

CAMPFIREのメンバー同士が、自社サービスであるクラウドファンディング
を通じて繋がる仕組みです。

CAMPFIREは2019年より完全フルリモート制を敷いており、現状だと社員の半数が首都圏以外に在住しています。
居住地をハードルにせず全国各地のメンバーと協働できる、ライフワークバランスを大事にして自分らしく勤務できる、といったメリットがある一方で、以下のような課題も出てきています。

・入社したばかりで馴染むのに時間がかかる
・横のつながりを作って仕事の幅を広げたい
・イベントを実施してみたい、参加してみたい

これらの課題を一人で解決することは難しくても、同じ想いを持つ人たちが自発的なアクションを起こし横のつながりを作ることで、解決に一歩近づけるはずです。最初は小さな変化かもしれませんが、小さな火を大事にし大きく育てることで、より良いフルリモート勤務環境を創っていこうとしています。
また、クラウドファンディングは「やりたいことの実現を応援するための仕組み」です。ユーザー様だけではなく、私たち社員もその仕組みを活用して、気軽に手を挙げ、やりたいことを実現できる会社でありたいという想いがあります。
このような背景から「焚き火クラファン」という制度を新設し、変化に対応しながら課題解決できる組織作りを目指しています。また、メンバー自身がクラウドファンディングの起案者であるプロジェクトオーナーを体験し、プロダクトの改善・アップデートにつながるアイデアを集めることも目的の一つです。

総勢60名が集まった「海の家BBQ」

「焚き火クラファン」をきっかけに、同期同士の交流やオリジナルグッズの企画販売など、社内交流が活性化するようなプロジェクトが次々に立ち上がりました。
その中でも最大規模となったプロジェクトが「2024年度海の家BBQ企画」です。今回はこちらを具体例としてご紹介します。

プロジェクトページで使われた画像

①プロジェクトの立ち上げ

実際のプロジェクト立ち上げと同じフローを踏み、クラウドファンディング開始前には審査チームによるチェックが入ります。今回は、リターンを公開中に承認してしまうと更新できない、アルコールをリターンにするには免許がいる、当初限定数なしで設定したものに後で限定数設定をつけると優良誤認表示に該当するなど、具体的なフィードバックがありました。
このフローがあることで、普段プロジェクト作成に関わってないメンバーがサービス理解を深める良い機会となりました。

また、今回の企画をきっかけにプロジェクトオーナーのみなさまが支援を集めやすくなるための新しい機能案がいくつか上がりました。
現在、サービスサイトの開発を担当する部署でアップデート案として検討されています。

②プロジェクト公開・・リターン品はオリジナルグッズ!

プロジェクト公開とともにslackに専用チャンネルが立ち上がり、社内メンバーに参加を募る告知が投稿されます。公開直後から「支援しました!」という声が続々集まり、クラウドファンディング実施前から終わるまで社内で盛り上がり続けることができました。最終的に目標金額を大幅に超える支援を得て期間終了&参加者は60名(全社員の約1/4)となりました。

「海の家BBQを毎年の伝統にするため、日常の中でイベントのことを思い出してほしい」というプロジェクトオーナーの想いから、形に残る記念グッズがリターンとして作成されました。支援金額に応じてタンブラーやグラス、ハンカチなど様々なラインナップがあり、これらのグッズは会社からの補助により安価に作成することができました。

リターン品のオリジナルグラス

現行の会社ロゴ制作を担当した社内デザイナー監修のオリジナルグッズはSlack上で大反響。なんと公開半日で目標金額達成、その後品切れになったリターンの再入荷など、社内でも大きな盛り上がりを見せていました。

③当日の様子

実施が近づくにつれて続々と参加人数も増え、最終的には社員45名にそのご家族が15名程度、総勢60名規模のイベントとなりました。
お子様連れで参加するメンバー向けに、会場の様子や当日の持ち物について話し合うためのSlackチャンネルが開設されるなど、準備段階から部署を超えた交流が行われていました。

当日は関東圏だけではなく京都、名古屋、仙台と全国各地から集まりました。また、これから入社予定の内定者や業務委託の方も参加し、社員の枠を越えた交流があちこちで生まれました。

35度を超える猛暑日となりましたが、負けない熱気で盛り上がり、あっという間に予定の2時間が終了。次回開催を望む声、別れを惜しむ声が上がる中での解散となりました。

当日の様子

主催者・参加者からの声

BBQ終了後のSlackでは、次のような声が寄せられました。

業務で関わったことのある他部署の方に、日頃のお礼を直接伝えられてよかったです!人となりを知ることができて、グッと距離が縮まった気がしました。フルリモートだからこそ出会えたメンバーと夏の湘南の海で乾杯できたことがとても感慨深く、明日から一層いい仕事をしていこうと気合いが入りました。

HR室メンバー

緊張(と暑さ…)でガチガチでしたが、お話いただいた方本当にありがとうございました!お声かけが叶わなかった方もまた会話の機会をいただけますとすごい嬉しいです。若輩者ではありますが、みなさんともっと仕事が面白くできるよう努めてまいります。

内定者

普段なかなか会えないメンバーと、会える機会を作ってもらえて嬉しかったです!普段なかなか仕事以外の話ができないメンバーとたわいのない話ができたり、いつも一緒にはたらくメンバーの家族に会えたりしたことでより一層会社への愛着がわいた気がします。

コーポレート管掌メンバー

初めての方やお久しぶりの方々とお話しできて嬉しかったです!子供と遊んでいただいたり、お肉焼いていただいたり、感謝ばかりです!
何かできることがあればいつでもお声がけください!

community部メンバー


BBQ実行委員長のmizutakuさんより

Q.BBQ実行委員会のメンバーはどのような経緯で集まったのでしょうか?

「海の家BBQ」を毎年の伝統にしたいなと勝手ながら思ってまして、そう考えた時にイベントが存続するよう、最初はエネルギッシュな若手メンバーに声をかけました。
その二人が他メンバーを探してくれたり、自発的に手伝うと手を挙げてくれた方がいて、最終的に部署横断の委員会になりました。それぞれ日々の業務がある中で、みんなが合間を縫ってたくさんサポートしてくれたので、楽しく準備を行うことができました!

Q.「海の家BBQ企画」が立ち上がったきっかけは?

今回の企画立ち上げは何か課題感があってというより、所属部署の縛りなくみんなと交流できる「忘年会」まで待ちきれず、会う機会を作りに行きたかったといったところが強いです。
そしてふと忘年会を待つんじゃなくて自分でやっちゃえ!と思い立ったタイミングがたまたま夏だったということもあり、「江ノ島」でみんなでBBQしたいな、と。
「江ノ島でBBQやるので参加したい人は家族連れでもどうぞ!」と呼びかけたら皆さんが集まってくれました。

Q.プロジェクトオーナーとしてクラウドファンディングを起案してみて、いかがでしたか?

苦労したことや大変だったことは特にないです!むしろ楽しかったです。
せっかく企画するなら「社員みんなに楽しんでほしい」という思いがあり、どうしたら思い出に残る企画になるかを考えました。
他部署のデザイナーやプロジェクトのプロモーション担当を巻き込みながら進めていきましたが、とても楽しくクラウドファンディングを実施することができました。

最後に

「ミライCAMP」そして「焚き火クラファン」は始まったばかりの取り組みで、より気軽に使われる制度となるよう改善・推進していこうとしています。
未来に向けて様々な挑戦をしているCAMPFIREの様子が伝わりましたでしょうか?CAMPFIREでは現在積極的な採用活動を行っています。CAMPFIREで熱い挑戦がしたいという意欲をお持ちの方、ぜひ一度お話ししましょう!