Web3でクラウドファンディングを新たなステージへ。CAMPFIRE新会社立ち上げの軌跡
2023年6月に設立されたCAMPFIREの子会社となる株式会社Livefor。LiveforはAIとブロックチェーン技術を活用したコミュニティプラットフォームの開発をはじめ、web3の技術を活かし非代替性トークンやDAOの新サービスの立ち上げへ挑戦します。
今回はLiveforのエンジニアで立ち上げメンバーである板本さん、工藤さんにLiveforの役割や将来性についてお話を伺いました。
CAMPFIREとの出会い
ーCAMPFIRE、Liveforへジョインした経緯を教えてください。
板本さん
Liveforにジョインする前にコミュニティーアプリの開発に携わっていました。今後の展開を考えていた時に、藤崎さんから「CAMPFIREならやりたいことがやりたいようにできるのではないか」とお声掛けいただき、ジョインすることを決めました。
Livefor代表の白川さん、藤崎さん、エンジニアの工藤さん共に10年以上前ですが一緒に働いた経験があります。新規事業の立ち上げフェーズでもあったため、またこのメンバーと一緒にチャレンジしてみたいと思ったのがきっかけです。
工藤さん
ゲーム開発の専門学校を卒業後、株式会社タイトーにて初期のソーシャルゲームの開発を経験しました。その技術に興味を持ち、ソーシャルゲームやスマホ向けゲームの開発に多く携わってきました。いくつかスタートアップ企業に関わる中でゲーム開発に関わらずイノベーションを起こしていくスタートアップに携わりたいと思っていました。
そんな時にLivefor代表の白川さんにお声掛けいただき、会社のビジョンに共感しジョインしました。他メンバーとも以前一緒に働いたことがあったため、また一緒に働き会社の目指す未来に向けて取り組みたいと思ったのが決め手です。
ーLiveforへの参画を決めた理由は何ですか?
板本さん
Liveforのパーパス(存在意義)である「つながる、ひろがる、自分らしく。」は、以前から私自身が目指していたものに近いものを感じたからです。これまでマネジメントや企画など技術以外にも携わってきたため、与えられたことだけでなく自ら企画していくマインドを持って手を動かすことができるといいなと思っています。
工藤さん
Liveforが目指している多様性を発揮できる柔軟な生き方への共感が強く、それがテクノロジーによって実現可能になる未来を自分も当事者として作りたいと思いました。LiveforはCAMPFIREが積み上げてきた実績のもと、更なる発展を目指して設立された会社という信頼も厚く、このメンバーなら実現できると思いました。
Liveforが目指すこと
ーLiveforの使命や目標についてお話いただけますか?
板本さん
CAMPFIREはクラウドファンディングの文化を広めることに貢献してきましたが、未だにチャレンジしたいことがあっても資金面を主な理由にできない人たちがたくさんいます。
もっとクラウドファンディングに対する敷居をさげて、やりたいことを思いっきりできる社会に近づけていくためにLiveforが存在するのだと思います。
Liveforはやりたいことの種から、実際に活動ができるところまでをコミュニティと技術の力で育てていく役割を目指します。やりたいことが具体化していない人も、コミュニティの中で解像度が高まり、仲間が集まり、実現への1歩を踏み出せるような「協創」の場を作り出していきたいと考えています。
工藤さん
当然かもしれませんが、CAMPFIREもLiveforも目指している未来は大きく変わりません。CAMPFIREのような自由なミッションベースの活動をより加速させるために、Liveforがコミュニティ面やWeb3.0の文脈で相乗効果をもたらし、より多くの「協創」を自然に生み出せる世の中にしていけたらと思っています。
LIveforが作るチームとは
ーLiveforで働く上で大切にしていきたいことは何ですか?
板本さん
大前提としてチームでやろうとしていることに共感ができるかどうかを大切にしています。
エンジニアにとって自分が使いたいと思うもの、作りたいと思うものを作れることがやりがいだと思います。またこれから新たな取り組みをしていくメンバーとしては、フェーズによって手を動かすことも時に必要です。そうした場面にも同じ目線で話し取り組める仲間と一緒にやっていきたいです。
また僕自身もこれまでエンジニアをしてきましたが、まだまだできないことやこれからも勉強し続けることがたくさんあります。なので、得意なことで貢献して、好きなことで楽しむ。さらに得意なことを増やしていこうとする姿勢を意識して取り組んでいきたいです。
工藤さん
Liveforのチームで作っているサービスやプロダクト、会社のミッションに共感し、それぞれがやりがいをもって働いていることに尽きると思います。私自身もやりがいをもって働きたいですし、一緒に働く仲間もやりがいを持ち、同じ方向を向いている時が個人としても、チームとしても一番力を発揮できます。そしてこれはLiveforが目指していることでもあります。
ーこれから新しい仲間を迎えていくと思いますが、チームを作る上で意識していくことを教えてください。
工藤さん
メンバーの価値観やビジョン・ミッションへの共感を大切にしたコミュニケーションをとることだと思います。情報の格差が生まれると認識のズレが生じやすくなるため、それぞれが持ち合わせる情報をフラットに共有していきたいです。
具体的には定期的な1on1の設定や会議など、目的を持って意味ある時間を作ることです。エンジニアの作業時間などを配慮した上で自らコミュニケーションを取ろうと思えるチームにしていきたいですね。
板本さん
LiveforはCAMPFIREが蓄積してきた実績があってこそ展開された会社です。私もCAMPFIREが掲げるビジョンに共感した上で、Liveforにもジョインしています。新しい会社にジョインするのは不安も感じるかもしれませんが、CAMPFIREと一緒にLiveforは成長し作っていく会社であることに誇りを持って欲しいなと思います。
Liveforメンバーが目指す未来
ー板本さんはCAMPFIREのどのようなところに可能性を感じたのですか?
板本さん
やりたいことに対して1歩踏み出せている人は多くありません。クラウドファンディングは1歩踏み出すことでやりたいことを応援してくれる仲間に出会い、資金も集められるため、その1歩を後押しできる仕組みです。そこからさらに発展させていくところでLiveforが力になれることはたくさんあると思っています。
ー今後の展望を教えてください。
板本さん
Liveforのサービス(場所)ができてきたら実際にユーザーとして使い、一つでも多くのプロジェクトを起案していきたいです。振り返った時に、自分の生き方が変わるターニングポイントだったと思える期間にしたいという想いがあります。
工藤さん
Liveforが目指している多様性を発揮できる柔軟な生き方がテクノロジーによって実現可能になる未来を自分も当事者として作りたいと思いました。
直近で言えば、ゲームのクライアント開発やコードを書かないマネージャーがメインでしたので、色んな技術や新しい技術に触れる機会を楽しんでいけたらと思いますね。
板本さん、工藤さんありがとうございました!
クラウドファンディングがさらにLiveforによって発展していくことを願っています。
Liveforでは共に挑戦する仲間を募集しております。