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情熱を引き出し、共感に仕上げる、クラファン戦略を担うサポート開発Unitの挑戦

株式会社CAMPFIREで働くリーダーたちに話を聞くnoteのシリーズ「リーダーインタビュー」。今のCAMPFIREの現場での具体的な取り組みや、面白さ、そして少し先の未来について聞いていきます。

CAMPFIREでは、「サポート開発Unit」を2024年1月に新設しました。起案者がクラウドファンディングを実施する際のクリエイティブ制作・プロモーションや終了後のコミュニティ作りなど、統合プランニングを行うグループと、CAMPFIREが起案者となってクリエイターのグッズ制作まで行うグループを統合したUnitです。プロジェクトの支援額を最大化するために、企画の立案や新たなサポートの開発などの活動をしています。そんなサポート開発Unitのリーダー、藤原さんに、部署のミッションやこれからについて聞きました。

40歳を目前に飛び込んだ、仕事と社会が常にシンクロする環境

ーー藤原さんの今までのキャリアを教えてください。
新卒から2社は広告業界で営業を務めていました。その後リクルートに転職して、プロダクトづくりやカスタマーサクセスの組織づくりに携わりました。わりと大きな会社で働いてきたなかで、40歳手前のタイミングで、次の20年、30年を考えた時にもっと新しい世界に飛び出したいと考えたんです。
そこで、次に働く会社としてCAMPFIREを選んだ理由は2点あります。

1つは、ビジョンへの共感です。私自身が複業でコーヒーの焙煎・販売という小さな商いを営んでいたり、小さいビジネスを営む人がやりたいことに気軽に挑戦できる世界をサポートしたいなと20代の頃から思ったりしていました。キャリアで得たマーケやUX設計スキルとCAMPFIREを組み合わせれば、「やりたい」の第一歩の段差をなくして、実現したい世界に近づけると感じたんです。

もう1つは、未来への期待です。地域の人や小さいビジネスを営む人が永続的に食べていける世界にするために、近い将来、Web3やDAO、コミュニティの思想って不可欠な要素だと感じた時があって。そういった思想やその想いに共感するユーザーベースを持っている会社って、CAMPFIREしかないと思ったんです。

入社して感じたことは、仕事と社会が常にシンクロしているところ。今までのキャリアでも同じことを意識していましたが、日々世の中で起きている課題や挑戦が即座にプロジェクト化され、自分のスキルや経験を使って、その挑戦に”直接的”に後押しできる環境ってなかなかないんですよね。

入社後の業務遍歴としては、最初COO室配属で事業グロース基盤づくりとバックオフィスの統制整備、次にサービス企画部長としてサポート事業の基盤整備とグロース設計をしてきました。そこから現在のサポート開発Unit長 兼 執行役員を担っています。

「やりたいこと」を実現するために伴走するサポート開発Unit

ーーでは、現在Unit長を担当されているサポート開発Unitはどんな部署でしょうか?
配下グループは3つですが、事業モデルとしては大きく2つで構成されています。

1つ目は、プロジェクトサクセス事業。クラウドファンディングの起案者向けに、起案前のコンセプト設計からクラウドファンディング後のファンコミュニティ作りまで、総合サポートを行っています。起案者の多くは、クラウドファンディングの立ち上げや集客を行うのは初めて。私たちが起案者に寄り添って、コンセプト企画設計やページ作成、集客設計、効果創出まで、支援額が集まりやすい環境作りをマーケティング・クリエイティブの力を用いてサポートしています。

2つ目は、CAMPFIRE Creation事業です。新規事業から始まったサービスで、私たちが起案者となり、クラウドファンディング立ち上げから、グッズ企画・製造・発送まで全て私たちが行っています。「圧倒的にラクに、高品質なグッズ制作ができる」というサービス価値が、一定数のファンがいるクリエイターの方に評価いただき、近年大きく成長しています。

ーーどんな人が活躍しているチームなのでしょうか?
能動的に業務を進められる方が活躍している印象です。もっとこうできたらいいのに、もっとこうしたい、という枯渇感を持っている人ですね。私たちは、まだできて1年も経っていない組織なので、混沌としている中でもこれをやろうって進んで行く人は成果を出してくださっていますね。たとえ守りの業務を行っていても、自分で変えていきたい、仕組み化などどんどん良くしていきたいというマインドの方が合うと思います。

出社時のチームの様子

ーーサポート開発Unitは、どんなやりがいがありますか?
本当に意味のあるマーケティングができることだと思います。私自身、支援会社や事業会社の両面を経験する中で、個人・地域・企業問わず「これをやりたい」という夢を支援するマーケティングって世の中にはほとんどないんです。しかも、そのマーケティング活動がビジネスとしてちゃんと成立していて、感謝もされる、というのはマーケティングを生業にしている人にとって、とてもやりがいがあるはずです。

より大きな挑戦も、小さな挑戦も、サポートし切れる存在へ

ーーサポート開発Unitの今後のミッションとビジョンを教えてください。
まずミッションについて。クラウドファンディングを通じて、起案者・クリエイターにとっての成功へ導くことです。クラウドファンディングはあくまで手法ですから、その方の成功をきちんと捉えた上で、支援額が集まるようにする、というのがミッションです。起案者のできない事を限りなく減らし、彼らの熱量を限りなく多く支援者へ伝えるサポートを意識しています。

ビジョンは、起案者・クリエイター自身の可能性をもっと広げるために、継続的に伴走する「パートナー」まで役割を昇華させたいと思っています。一回限りのお付き合いで終わりなのではなく、彼らの成功や成長のためにクラウドファンディングの新たな活用方法の模索や、サポートメニューの拡大などを計っていきたいと思っています。

ーー今取り組んでいる課題について教えてください。

まず1つ目に、ミッション実現のため、今まで以上に企画設計の幅を広げ、今までにないサポート内容を提供する必要があると感じています。
プロジェクトサクセス事業では、今年から「おまかせサポート」という高い目標額を目指す起案者向けに、戦略設計から実行まで伴走する新たなサポートサービスを開始しました。導入済みの方から既に高くご評価いただいていますが、より成功に導きやすくするために、まだまだ磨きどころは多いと思っています。
CAMPFIRE Creation事業においても、ビジョン実現に向けて、グッズ制作に閉じないチームを立ち上げており、こちらも発展途上でこれからサポートの幅を広げていく段階です。

2つ目は、より幅広い層のプロジェクトにも、サポートサービスを使っていただけるようにすることが課題です。より多くの方に使っていただくためには、人力のサポートだけでなく、プロダクト連携が重要だと思っています。プロダクトチームとも密に連携を行い、機能実装できるものがないかを常日頃議論しています。たとえば管理画面上で今必要なサポートがレコメンドされたり、即時そのサービスが申込できたりなどです。

ーー課題に取り組むにあたって、壁になっていることはありますか?
正直なところ、人が足りていないですね。やりたいことは山ほどあって、こうすればもっと伸びる、というのは見えているのですが、推進しきるための人が足りていません。大きなテーマを区切って、業務を推進できる方が増えるだけで、大きく成長できると思っています。

新しく加わっていただける方は、常に「コト」に向き合うスタンスを求めています。目の前の事象や刹那な感情に惑わされず、ありたい世界や目標を達成するために何ができるのか?を見つめ続け、自分で突き進んでいけることって今の私たちの組織には最も重要な要素だと考えています。
今のサポート開発Unitに加わったら、自分で進めていく機会はたくさんあると思います。成長意欲のある方には、スキルや相性に合わせて進めていく領域をお渡しできます。

ーー最後に、サポート開発Unitに興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!
今のCAMPFIREは第二創業期で、サポート開発Unitもできて1年も経っていないUnitです。自分でこうしたい、と言ったら変えられるフェーズなので、今入ると面白いはずです。自分で切り拓いてやるぞ!と思える方にとってはすごく楽しい環境だと思います。一緒に混沌を切り開きながら、事業とともに成長していきましょう。


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